CANON EOS R5は、直ぐにオーバーヒートするとのレビューが海外から幾つかありました!仕事の現場では使えない!?

CANONのアンバサダーでもあり、世界的に有名な信頼あるフィルムメーカーのピーター・マキノン氏が、CANONのR5の発表後、自身のR5の最初のハンズオンレビュー動画にて、CANON R5が、オーバーヒートする事に触れていました。

自分は多くの日本のYouTuberが、R5のスペックの凄い部分と値段予想を主に指摘され、購入を推奨される中、やはりピーター・マキノンさんの率直なR5の短所への指摘が、一番印象的でした。

そして以下は、キヤノンがイギリスの最大のプロビデオ販売店に提供したものであり、メーカー独自のテスト結果から直接提供されたものです。

オーバーヒート前の録画の最大時間 (気温23℃の設定での結果)

キヤノンEOS R5は、冷却とファンなしで、A7 IIIに近い大きさの小さいボディの中で、物凄いスペックで稼働します。 このカメラのスペックは、スチールも動画も一緒に使いたい映像制作者にとっては、まさに夢を叶えてくれたカメラだと、R5の並外れた動画性能のスペック表を見れば誰でも感じます。

しかしその魔法の調整のために、現実的に可能にするためにキヤノンは、8Kと4K撮影に非常に短い最大録画時間をR5へ実装することを決めたようです。

そしてこの情報によると、撮影中にR5が過熱しオーバーヒートをして、一旦停止してしまうと、記録時間の制限がさらに厳しくなってしまうようです。

オーバーヒート後の録画可能時間 
左の項目が、オーバーヒート後に必要な休憩時間、右の項目が、その休憩後に可能になる録画時間

これはカメラを仕事で使う方々にとっては、重要な撮影を逃すことになる事にもなるので、注意が必要なのではと思います。

8K RAWとALL-I とIPBモードでは、最大20分の録画でオフに設定されています。

そしてこれは気温23度で測定したものです。 この数値は、夏の撮影時のさらなる高温の条件や、直射日光の下では、さらに約10分まで下がるそうです。そして一度オーバーヒートしたEOS R5の対応で、電源を切ったまま待つ事が必要であり、かなりの時間の10分間を放置しても、8Kではさらに次は、3分しか使えないようです。

これは、大事なクライアントの撮影で、フル稼働している時に長い休憩時間が必要であると言う事です。完全に活動していない状態で20分間電源を切った後でも、カメラは再開すると、たった8分で8Kの記録を停止してしまうのは、仕事の現場では、少し厳しい制限なのではないのでしょうか?

さらに残念な事に、このオーバーヒートは8Kに限ったことではないとも、この情報に書いてあるのです。 4Kのモード でも、録画時間に制限があります。

フレームレート24p、25pと30pでの4Kのモードは、フル8Kセンサー出力からオーバーサンプリングされています。 この場合8Kと比較して10分だけ余分に長く撮る事が出来るようです。

連続録画は4K 24pでは、29分59秒に制限されており、4K 60pでも同様に30分に制限されています。 そして4K/60pでは、30分後の次は5分に制限されています。過熱警告により、それ以上の録画ができなくなるように、撮影中に一度だけオーバーヒートのメッセージが表示されただけで、休息後にははるかに悪化して行くのは、自分にとっては問題だと思います。

20分間完全に電源を切っても、8Kでは次は、20分撮影出来るのではなく8分、4Kでは30分ではなく、次はたったの10分になっています。

8Kからオーバーサンプリングされていない4K/60pモードでも、10分間の休息で、次は最大10分間の連続録画のみが可能となっていて、これでは長時間の連続撮影が必要な撮影、インタビュー、イベント、結婚式、野生動物などは、このオーバーヒートを避けて確実に撮影するために、R5の使用は4Kでなく1080pにこだわる方が良いかもしれません。

パナソニックS1Hは、アクティブクーリングシステムを搭載しており、6K撮影にも対応しています。 このファンのおかげで、EOS R5で見られるような事が全く起こらないようになっています。

(Image by Panasonic) Pnasonic S1H 強制冷却システム

私はR5の発表時に、1DXMarkⅢの動画性能に匹敵しているのに、比べると値段が安いと驚いていたのですが、もし仕事の現場でカメラに頼れないのであれば、このスペックで約50万円という価格は、安価ではなく結構な大きい出費なのではと考え直してしまっています。もちろん、スペック自体は、夢の8Kと最高の印象のカメラであります。しかし仕事の現場では、凄いスペックの小さなカメラを時間制限で使用するよりも、冷却システムを備えた大きなボディで十分にハイスペックの1DXMarkⅢを頑張って、最初から20万高く購入した方が、撮影前に不安なく結果的に良いのではと正直思っています。

小さなボディにかなりの稼働をかけるEOS R5に、通気口やファンがないことの問題点は、一度ピークの温度に達すると冷却に時間がかかることです。

もっとボディを大きくして冷却システムが使われていないのが残念です。ここまでのハイスペックへの対応は、1DXMarkⅢのボディサイズが必要なのかもしれないのかもしれませんし、Sony A7SⅡの後継機に時間がかかっていたのは、やはりここが問題だったのではとも考えており、この夏に公開の噂をされるA7SⅢの、SONYのオーバーヒートへの対策に注目したいと思います。噂によるとSONY A7SⅢには、新しいクーリングシステムが採用されているようです。

短い撮影の合間に短い休憩を挟んで、8Kや4Kでどれだけこのようなことができるのだろうかも疑問です。10~30秒の短い撮影を数時間にわたって連続撮影した場合、EOS R5はどのように反応するのでしょうか?

1時間以上の集中撮影での問題がどの程度深刻なのかは明らかになっていませんが、この情報は、EOS R5のオーバーヒートについて多くの疑問を私達へ投げかけているのは確かです。

4K/24pでも仕事には使えないのでしょうか? クライアントの関わる現場へは、オーバーヒートに問題はないとはっきり分かっている、Canon C200や、SH1、1DXMarkⅢを最初から持って行った方が、安全なのではと考えてしまいます。

ただ特殊な使い方をする撮影現場、例えばドローンの飛行時間20分の間に、ドローンに小型のカメラを付けて、上空から8Kで撮影したいハリウッド映画や、幾つものカメラがある撮影現場で、小回り良く一つのシーンで8Kを撮影したい状況などで、このコンパクトなサイズで8Kを撮影出来るCANON R5は、使い方によってかなり重宝されると思います。個人で一つのカメラに頼り、仕事としてクライアントのウェディングや、ライブイベントなどを朝から夕方にかけて動画を撮影するためのメインのカメラとしての使い方は、向いていないかもしれません。これは、使い方によって意見が分かれるのではないかと思います。

これらの疑問はこれからユーザーの生の声を参考に明らかになって行くとも思いますので、しばらく様子を見て、もうすぐ発表が予想される Sony A7SⅢ やPanasonic GH6などのライバル機のアナウンスを待ち、比べてから購入を考えて行くのも選択の一つかもしれません。

個人的には、このオーバーヒートの懸念点以外では、脅威のスペックのすごい未来のカメラだと思ってます。 自分は、仕事用とは限定はせずに購入し、色々な使い方を試してみたいとも思っており、当初は即購入を検討していましたが、今は少し様子を見てもし今後値段が下がったら購入を検討しようと考えています。

以下の動画にて途中、CANON自身がPROAV TVのインタビューを受けて、R6もR5のように4Kのモードでも、オーバーヒートする事を説明されています。この動画での、CANONの印象的なコメントは、カメラは録音中でなくスタンバイしている状態てメニューなどをいじったり何かをしている間も、 熱を蓄積しているというCANONの発言です。

以下は先日の発表の後、既にR5のオーバーヒートを指摘している、海外の人気youtuber達の動画です。

以下の動画は、CANONのアンバサダーのピーター・マキノン氏が、R5のオーバーヒートを指摘しているR5のハンズオンレビュー動画です。

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